糖尿病 血糖値

糖尿病では血糖値のコントロールが治療の大きなウェイトを占めます。
血糖値はちょっとしたことで上がってしまうので注意が必要です。
では、血糖値がどの程度の数字なら大丈夫なのでしょうか。

理想的な血糖値は、空腹時に血糖値80~110mg/dlの範囲内で、
食後2時間ほどしたら血糖値80~140mg/dlの範囲内である状態が
正常値の範囲内であるといえます。

糖尿病の方はこの数値が上がってしまっていますので、
上記のような血糖値まで落とす必要があります。

病院で血糖値の測定を行った際に、次のような状態を示した場合は
糖尿病であると言われます。

☑空腹時に血糖値を測った際に126以上を示す方
☑食後に血糖値を測った際に 200以上を示す方
☑経口ブドウ糖負荷試験後に血糖値が200以上を示す方
☑血糖値がいつ測定しても200以上を示す方

血糖値測定は普通は病院で検査してもらうものですが、
そんなにこまめに測ってもらうわけにはいかないですよね。

しかし、血糖値は普通に生活している分には測ることもできないので、
ご自分の食事療法、運動療法が適切に行えているかが
よくわからなくなりやすいという問題点もあります。

そこで、市販されている血糖値検査キットが役に立つのです。

ご自分で血糖値検査する市販の検査キットは様々な種類がありますが、
共通してほんの少量の血のサンプルを自分でとり、測定器で測定します。
とても簡単にできるので、たびたびチェックしたい方にはピッタリです。

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糖尿病 症状

糖尿病は始めのうちは痛みなど、自覚症状がありません。
多尿やノドの渇き、多飲などは血液中のブドウ糖の量が多くなり
細胞から水分が浸透圧の関係で失われます。
その後脱水状態になるくらい、
ある程度進行してからでないと出てこない症状です。

ほかに異常な食欲も挙げられていて、
糖尿病になる前よりも体重が増えたという人が多いようです。
なので、定期的な健康診断が必要になってきます。
放っておくと合併症(その病気が素になって起こる別の病気や症状)が出てきます。

糖尿病には特有の3大合併症があります。

■ 糖尿病神経障害 ■
合併症の中で一番早く出ます。
手足の末梢神経障害の症状の出方はさまざまです。
例えば、しびれ、怪我や火傷などの痛みに気が付かない事が多く、
手遅れになり手足を切断することもあります。
あと、筋肉の萎縮、低下、胃腸の不調、立ちくらみ、発汗異常、
性的不能などの症状が出てきます。

■ 糖尿病網膜症 ■
目の底の網膜の血管が悪くなり、視力の低下が起こります。
中には失明することもあり、また白内障になる人も多いです。

■ 糖尿病腎症 ■
尿を作る腎臓の糸球体という毛細血管が悪くなり、
尿がだんだん作れなくなってきます。
人工透析(機械で汚れた血液を濾過し、綺麗なものにして身体に戻す)を
する人の1位がこの病気と言われています。
この他にも、脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞、皮膚の病気、感染症など
さまざまな合併症が起こってきます。
もともと高血圧症や脂質異常症、腎臓病を患っている人が
糖尿病になるとその病気も悪化させてしまいます。

糖尿 予防

糖尿病に対抗するには若いうちから意識を持っておくことが
病気を予防するための大前提になります。
すでにご親族に糖尿病になった方がいる場合、
遺伝的に糖尿病になる可能性を持っていますから
食生活に十分注意する必要があります。

もちろん、遺伝的に糖尿病になる可能性があるだけで
必ずしも糖尿病になるわけではありません。
しかし、現代人の食生活や運動状況を考えると、
糖尿病にかからない人の方が珍しいかもしれません。

では、具体的にどうすれば糖尿病になるのを予防できるのでしょうか?

一番の予防は食事療法と運動療法です。

まずは食事療法ですが、まず、食べる量を調整するために
お茶碗を小さ目なものにかえましょう。

また、大皿からのとりわけではなく一人分ずつわけましょう。
糖の吸収を抑えるために野菜を多めに取りましょう。
糖の吸収を抑えることができます。

サプリメントを使うこともいいでしょう。
料理は薄味にしましょう。
ダシやスパイスを活用するのがポイントです。

調味料はかけるのではなく、つけるほうが体にはいいです。
今度は運動療法に関してです。
運動療法ときくと、激しい運動をしなければならないと
思う方が多いかもしれませんが、そうではありません。

お仕事をされている方はなかなか運動する時間が取れない方も多いかと思います。
そういう方は普段の生活を運動にスイッチするだけでもだいぶ違います。
よく言われる階段を使う、自転車を使うなどの方法は有名な方法ですね。

あとはお子さんがいらっしゃる方はお子さんと体を使った遊びを
15分するだけでも速歩を15分するのと同じ効果があるのです。
様々な生活上の運動を増やすだけでも異なります。

糖尿病 治療

衣食住の中の食は人間に最も必要とされる要ですが、
暴飲暴食を続けていれば必ず体にツケがまわってきます。
そのツケが糖尿病となって表れるのです。

糖尿病に一度かかると長期の治療が必要になります。
なぜでしょう。
理由は簡単です。

人は食べなければ生きてはいけないからです。
食べる必要があるのに、炭水化物や糖分を取りすぎてはいけないし、
糖の吸収を抑えるために野菜類を多くとる必要があります。

血液中に流れ出た糖を再びコントロールできるようにするためには、
食事量と質、両方に注意が必要です。
量に関しては一人分をきちんと決めること。

味はスパイスやダシをつかって薄味でもおいしく、
長く続けても苦痛にならないようにすることなど
食生活に工夫が必要になります。

また、糖尿病には運動療法が必ず用いられます。
これは血液中に流れ出た糖分を筋肉を動かすことで
消費してもらうためです。
きつい運動を長くするというのではなく、
程よい運動を一日30分前後行うことを目標とします。
生活の中で普段なら乗り物に乗ってしまうような場面を
運動にすり替えるなどすると、
わりとすぐこの運動療法はクリアできます。

楽しく続けることが運動療法の秘訣なので、
気負わず続けていきましょう。

そして三つ目の薬物療法ですが、投薬治療と、
インスリン注射の二つの方法
があります。
薬を飲む場合、西洋医学での薬と東洋医学での漢方とが使われます。

漢方薬はどちらかというと補助的な役割を果たします。
血糖値を明確にと下げるというよりは、
合併症の発症や進行を防ぐといった効果を見込めます。

糖尿病 漢方

糖尿病になると完治することが難しく、
食事療法や運動療法などの長期の治療が不可欠となります。
また、一般的な治療方法である投薬治療や
インスリン投与などを行ったりする場合もあります。

同じ医薬品という位置づけではありますが、
漢方薬は血糖値をはっきりと下げる作用を持っているものはありません。
どちらかといえば、インスリンをきちんと分泌させるように
体に働きかけていくという目的で治療に使われるようです。

漢方は、糖尿病における自覚症状を改善したり、合併症の発症を抑えたり、
進行を遅らせたりするのが目的なのです。

よく用いられるものに「八味地黄丸(はちみじおうがん)」、
「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」、「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」、
「白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)」などがあります。

「八味地黄丸(はちみじおうがん)」は脱力感や倦怠感がある、
尿の量が減少したといった症状のある方や手足のしびれや冷えのある方に使われます。

「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」おしっこがたくさん出る、
口が渇いて仕方がないという方や疲労や倦怠感のある方、
手足のしびれたり、冷えのある方。神経障害をお持ちの方などに用いられます。

「桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)」体力がない方や冷え性の方、
手足の痛みや痺れを感じるときなどに用いられる漢方です。

「白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)」は,
口が渇く方、おしっこがたくさん出る方、
倦怠感といった症状が強く出ている方に用いられます。

他にも症状や医師のみたてによって処方される漢方薬は異なりますが、
いずれも長い治療期間に患者をサポートしくれるものばかりです。

糖尿病 サプリメント

血中に流れ出すのを防いでいるホルモン、インスリンは
血糖値を正常に保っています。
糖尿病はこのインスリン分泌が妨げられています。
インスリン分泌を妨げている要因はいくつかあります。

〔インスリン分泌を妨げている要因〕
・インスリンを作るすい臓が機能低下している場合
・筋肉や肝細胞がうまく働いていない場合
・血糖値を上げるホルモンがインスリンより勝っている場合
・遺伝的な要因。

こういった要因により、インスリンが体内でうまく機能しないために
尿中に糖が流れ出してしまっているのです。

通常、糖尿病になった際は食事療法、運動療法、
インスリンの投与などで対処していきます。
この食事療法の手助けをしてくれるものの一つにサプリメントがあります。
サプリメントは栄養補助食品です。
薬のように即効性はありません。

治療を目的とするものではありませんから、
食事療法の補助する働きをすることを覚えておいてください。

ではどういったものが糖尿病に効果があるのでしょうか。
まず、野菜の食物繊維やビタミンを含んだサプリメントが有効
であることがあげられます。
これにより糖の吸収が抑えられます。

食事療法の中でも、野菜を多くとることを義務付けられますが、
これは糖の吸収に大きく影響するからなのです。

次に糖尿病が原因で引き起こされる脳梗塞を防ぐクロムやEPAなども有効です。

これらはそれぞれ動脈硬化と血栓予防に役立ちます。

また桑の葉茶やバナバ茶も糖の吸収を抑えるため有効であるといえます。

他にも糖の吸収を抑える成分を含むサプリメントが多数存在します。

ただし、どのサプリメントにも言えることですが、
効くか効かないかは個々人の体内状況に応じて大きく異なるものです。
あの人に効いたから私にも効くというものではありません。
しかし、試してみる価値は大いにあるものです。